2,火鍋
今日はMayに、友達の引っ越し祝いに行こうと誘われた。
友人3人と待ち合わせて、ミニバスに乗り込む。猛スピードで飛ばす車内・・・
自分がどこにいるのかさっぱり分からないままバスを降り、男性+子供2人と合流する。
着いたのは、29階建ての高層マンション(といっても香港では普通だが)の23階。
中に入ると、すでに5,6人のお客さんがいた。この時点で誰が誰だか分からない状態。
Mayがこの家の主のKarinという女性を紹介してくれる。
驚いたことに、今日ここに集まったメンバーのほとんどが、日本語を喋れるのだった。
日本に留学経験があったり、日系企業で働いていたりで、香港人同士も日本語で
喋ってくれるのがありがたい。
しばらくKarinの家でくつろいで、その後総勢13人で近所のレストランに繰り出す。
こんだけの人数で円卓を囲むとさすがに圧巻。
まるでゴッドファミリーの一員になったような気がしてくる。
さて、火鍋は冬の定番メニュー。日本の鍋との違いは、
1.鍋の真ん中に仕切りを作って、2種類のおダシを入れてもらう
2.ダシが濃いので、具をいちいちポン酢につけたりせず、そのまま食す。
3.鍋の具は、バラエティに富んでいて、しかもデカイ。
具の例として、川魚丸ごと、あるいは肉の塊(刺身と焼き肉が同時にやってきたような感覚)
変わり種としては、鶏の睾丸(白子みたいでおいしい)。これは、香港人の間でも賛否両論。
女の子が食べると肌がきれいになる、とか。
次から次へと具を投げ入れ、気がついたら、鍋はまるで地獄谷のような色に・・・
こんな風に、寄ってたかって飲み食いするには、円卓はやっぱりベスト。
中華料理は、大勢で食べるためにある。