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 今回選曲はちょっとロックよりかな…、ノクターナルやツイスタ等の今時HIPHOPも聴かせて頂いた物の、もう一つグッと来ずにここのレビューに載るまでも無く落選…書こうと思ったら書けたどね(笑)、全然気兼ね無しで選曲すると最近驚いたレコードは下記の様になりました



SOULWAX/HANG ALL DJ's
 一応ベルギーの兄弟DJユニットに作ったミックスCD…と言う事は分かったのだが、ソウルワックスと言うバンド名義でも活躍しており、結構有名みたい…と言うのも分かった、ただしバンドの音の方も聴いたがもう一つ分らなかった、と言う事も先に述べておく。で、このHANG ALL DJ'sシリーズは結構出ており、オレがまず聴いたのは当然ながらVOL.1、もぅこれが面白い…どっちかと言うとテクノスタンスなのだが、ミックスの方法論がHIPHOPと言うか、ゴリゴリのテクノの次にDJエクセルとかのパーティートラックが入ったり、ビーチボーイズfeatミッシーエリオット&バスタライムスとか「バッドボーイフォーライフ」等のヘンテコなブレンド物や、ベルベットアンダーグランドの上にビートを被せた物が入る…が、ここはやはりPC編集の発達した昨今、キーの合わせ方やピッチの合わせ方等はバッチリなだけに、聴いてて違和感が無い…いや違和感はあるのだが、何と言うか「DJへたくそなヤツ」の違和感では無く、文化的な違和感とでも言うのか…とにかく面白い1枚。

N.E.R.D/FLY or DIE
 まぁ言わずもがな…と言う感じのネプチューンズのアルバムである。前作を「クローンズ」と考えると、前々作の「イン サーチ オブ」に近い…しかも回収〜再リリース後の音に近い、とでも言っておこう。それにしても彼らも多作な人達だしとにかく才能がある、日本の場合こう言う打ち出しで行くと、関係ないのに「オレネプチューンズあんまりなんだよね…」とかいうヤツが出て来そうだが、今作を聴けばそんな事言うやつが「カッコだけで音楽聴いてる奴」だと言う事が分るだろう、まぁ何にせよ「一回聴いてみい」と言う事なのだ。バンドサウンドと独特のビリビリしたベース、単純だかキャッチーなメロと曲構成は、クラッシックロックファンには物足りないかと思われるが(いや逆にジャストフィットすかも…)、物知り顔なHIPHOPファンが「ネプチューンズ良いよね」と良いながら聴くには十分ジャンルの壁をとっぱらう力があるし、しょーもないギターポップを聴くより安心して聴ける物である。

BELL&SEBASTIAN/DEAR CATASTROPHE WAITRESS

 かのテクノポップバンド「バグルス」のボーカルで、現音楽プロデューサーのトレバーホーンが手掛けた、ベルセバ通算6作目のアルバム…とか言ってこれしか聴いて無いた事ないけどね(笑)、で「ベルセバ」って何?と聞かれたら「スコットランドのネオアコバンドで、ラフトレード(その手のアーティストが結構リリースしてる…ってその手ってなぁ…)からアルバム結構出してるんやって」と言う感じなんですが…、まぁトレバーホーンがこう言うバンド物のプロデュースやるの結構異例と言うのだから聴きたいよマジで…、そう言えばトレバーホーン「タトゥー」もやってたけどね(笑)。とにかくこれは良い感じのアルバムであるのは間違い無い、要所要所でバグルスっぽいメロがにじみ出てたりする物の、トレバーホーンのインタビューでも「彼らのミュージシャンとしての素材力を高める事の出来た作品になったと思う」と言う様な事を言っていたし、プロデューサー云々と言う前にベルセバの力がかなり作用している作品なのだと言う事が分る。全く持ってダンスミュージックとは関係ない作品を紹介してしまったが、これですらサンプルしてループしたくなるフレーズが多々あったし、聴いた後少し人生等について考えてしまう様な作品である。

CHICKS ON SPEED/99¢

 いや〜吃驚した、何じゃこのバンド(笑)。ミュンヘン、ニューヨーク、シドニー出身の女の子3人組なのだが、何となくアメリカ西海岸の匂いもする…なんて言うのかな、称して大阪っぽい?(笑)。何か不細工な女3人でパンク経由〜ごった煮サウンド…と言うと、最近では東京でも奇を衒った様に出て来るが、大阪で自然に発生するモンドロックに比べれば、東京のそれなんて「田舎の変わり者」が首都で気負って突っ張っちゃった…みたいに見えるのはオレだけか?…。まぁそれはさて置き、このCHICKS ON SPEEDは正真正銘の変態ガールズバンドです、まぁアルバム通して聴けば分るんですが、基本はテクノポップと言うか…ここすら怪しいので、これ!と言う説明がつか無いと…ここがこのバンドの魅力で、トムトムクラブの「おしゃべり魔女」のカバーやってたかと思うと、変なガレージパンクっぽい音やってるし、はたまたギターのサンプルをチョップしてチョップしてTLCとかっぽいR&B風の曲やったりと大忙し&超面白い、なんやろか?多分日本にもこう言う事やろうとしてる若者一杯いるけど、正直全然引っ掛かったためし無し(笑)、さらっとこの「99¢」一通り聴いた後の率直な感想は「あ〜日本のユースカルチャーなんてまだまだやね…」と言う感じかな?。とにかくHIPHOPファンもロックファンもテクノファンも一回聴いて差を感じて欲しい。

CYPRESS HILL/WAHT'S YOUR NUMBER?

 クラッシュの「Guns Of Brixton」の大胆ループで、かつギターにランシドのボーカル ティム アームストロングを起用する等なんだかもぅハードコア祭り。とりあえずちょっと前のサイプレスっぽい感じが帰って来てると言うか、言う事無い出来上がり。その他アルバムではモブディープのプロディジー等もフューチャーしてる様で、一時期の「ロック」と言う枠も残しつつやっぱHIPHOPやろ?と言う事になったのか、ハードコアなHIPHOP路線等も見せる事となっている…とまぁ色々書いてるけど、ランシド+サイプレスでPVには元ガンズのスラッシュ等も登場する気の効きようとなれば聴くしか無いでしょ?、ちなみに今これを書いてるBGMはそんなこんなでランシドの「…アンド アウト カム ザ ウルフブス」聴いてるんですが、何か切ないメロで良いですよ…。とにかくHIPHOPファンからしたら「お帰りなさい!サイプレス!」的な12INCHみたいな感じがするんですがずっと聴いてたファンからしたらそんな事無いのか?。クレジット見るとミックスがDJマグスとなってるんですが、やっぱマグスって渋いなぁ〜…と思いました。


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