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 久々に書いてみましたが、今年は色々な所に呼んで頂いて、「日本のHIPHOP」を本当にマジで考えさせられた…と言う事もあって、今年1年で影響を受けたり面白かったテープやCDを紹介する。



ROMANCREW:MI FAMILIA
紹介が遅れましたが、今夏発売されたロマンクルーのデビュー盤「MI FAMILA」。とにかくここまで洗練されているアマチュアのHIPHOPクルーが手付かずで日本に存在している所が吃驚する、マジで前々から思っているが日本のメーカーやレーベルのディレクターの目は節穴か?、一体全体どこのクラブやライブハウスを見に行ってて何を感じてるのかが知りたい…、とまぁ日本の音楽業界の愚痴はさておき、それを涙させてしまう程クオリティーが高い、この人らのライブを今年は何回も見たが、03'の最後に彼らに「10年近くこの業界で食って来ました…オレみたいのが食ってこれたことがゴメンなさい」と言いたい(笑)。音の方を紹介すると、トラックを作っているアリキックのサンプルを主体とするプロダクションと、プログラミングは新しいが人柄からか非常に暖かい雰囲気をかもし出している、各々のキャラ分担もさる事ながら、今年発売された様々なコンピ盤にも収録されている彼らの多彩な楽曲の幅は、来年からの筆者のスタイルに多大な影響を与える事となった、とにかくHIPHOP好きは一回聴いてみて欲しい。

DJ SHOW:DOING…
そして今回は趣向を変えてミックステープも紹介しようと思う。このDJ SHOWはシンゴ西成のバックDJ等で大阪で活躍していたのだが、現在は東京在住で今夏エイベックスからデビューし、アシャンティの前座やMTVのカラージャム等でも活躍したASKA(ストリートアイズに登場してたので、後程チェックしてみよう)のバックDJでもある。と、紹介はさておき、彼の作った今回の「DOING…」はもぅ選曲云々言う前にクオリティーが高く…と言うか上手すぎて俺とかミックステープ出してるの恥ずかしくなる程良い、選曲も全体的に最新HIPHOP中心なのだが何と言うかミックスのタイミングがプロっぽい…う〜ん聴いてみて下さい。B面イントロ部分ではロマンクルーからエムラスタ、シンゴ西成、アズロック、ジローザシン、マサル、DJ ZOE等I TO Iの人気イベント「ブロック」の面子が送るポッセカットから始まり、何とアフラまで登場しゲボのフリースタイル等も聴ける超お得な一本。

DJ TAMA:SPC FINEST 09

タイトルからして憎い札幌のクルーS.P.CのDJ TAMAのミックステープ第9弾、残念ながら1〜8は未聴だが、今回の9を聴けば前作もイケてる事は言うまでも無い。札幌ならではのレゲエがHIPHOPに適量混入されている所が俺的に超ジャストフィット、おまけにハードなHIPHOPからブレンド物、更にR&Bまで入れて来るのも憎い、ちなみに筆者もこのテープを聴いて何枚か買いにレコ屋に行った。ちなみにB面12曲に収録の「ダカーポ」は札幌でお世話になっている韻牙ランドの新曲、この楽曲も独特だと思うが…俺思うにKRS ONEがレゲエをHIPHOPにフューチャーしてフック部分に歌を入れたのと同じく、札幌独特のレゲエとの融合何かも感じさせる曲で、男っぽいけども何か切ないメロのフックが良い。、ちなみにこの楽曲は2月頃に発売の韻牙ランドデビューマキシ「ダカーポ」で聴ける。

GOOD FELLAS:CRAP

04'にはKINGJOEのプロデュースするトラックでカシダハンサム、MC JOEと共にリリックをキックするゴーキが所属するグループ、GOOD FELLASのメジャーリリースアルバム。何と言っても今作の注目すべき点は超バラエティーに富んだプロデュース陣だろう。DJ ワタライのクオリティーの高い最新ビート、面白い所では川越の雄タイプライターがプロデュースするバウンシングなビート、名古屋からは刃頭の超タイトな音が提供されている他、先程アーティスティックかつ力強く太い音で印象的なマキシをリリースしたアポジモータース等がプロデュースする様々なビートを乗りこなすGOOD FELLASのフローが聴ける所は、何かしらある種の「挑戦」を感じる。「新しいHIPHOP」を聴きたければ一度聴いてみて頂きたい一枚だ。

VOLCANO POSSE:JACK IN THE BOX

熊本の餓鬼レンジャー等のアルバムにも参加するケン1ロウが牽引するグループ「VOLCANO POSSE」のデビュー盤。筆者と年齢も近いだけにどこかしら親近感のあるフローの持ち主ケン1ロウがストーリーテラ−でお送りするヴォルケーノ節はこれ以上以下無し、DJのMO-RIKIがプロデュースするトラックも太い上に、どこか九州ネイティブな作りを感じて掛け値無しに面白い。ハードコアとかそうで無いとか関係なくリリックがじっくり聴けて情景が思い浮かぶ様は、ケン1ロウがフリースタイルもこなすMCだと言う事を物語る…、本当に面白いラッパーは面白いリリックを普通に書いて普通に自分達でリリースしているんだなぁ〜と思う一枚。KINGJOEやキエるマキュウ、シンゴ西成同様オーヴァ−30のかっこいいずる剥けスティーロは既にブルースである!心して聴くべし!、もうこうなって来たら国産の現行HIPHOPやR&Bは欧米風のメジャー面してニヤニヤしてやってる場合では無い!


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