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ひっさびさに書いてみた、今回はアルバムも入りますが御勘弁下さいね、その分かなりしっかり分析してるので、ビートショッピングのチャートに是非御覧下さい!!!!!!



CLONES/THE NEPTUNES
 最近とにかく仕事量が多くギャングスターのアルバムでも微妙にディスられている形跡のあるネプチューンズの最新作…、実際僕自身もそろそろ半信半疑になって来てると言う事もあって、中々手を出していなかったので、シングルを買って盛り上がると言うよりも、むしろこのアルバムから購入した。しかも店頭で全く買う気が無く「またどうせ一緒の感じやろ?」てな具合で試聴した所…、やっぱり掴まれた!しかもがっちり。う〜ん…よくHIPHOPアーティストが「HIPHOPの曲を作ると言うか、音楽を愛してるんです」的なコメントをする事があるが、例えばそう言うコメントは彼らネプチューンズに一番良く似合う…と言うか、今回のアルバムは特に彼らのアーティスティックな一面が全開で出ていると言っても良い。#2のバスタをフューチャリングした曲「LIGHT YOUR A** ON FIRE」等はむしろその辺の糞ズマリのアブストラクト物なんかよりよっぽど実験的で先進的な音で、とにかくびびらされてしまう。と、こんな調子で最後までばっちりはめられながら18曲のトラックが終る…、HIPHOPを信じられなくなっている20代前半の若者は、しょーもないアングラ物聴いてんととりあえずこれを聴いていれば問題なし!

SKILLS/GANG STARR
 そのネプチューンズ等々、ラジオで流れて来る有象無象を一刀両断したNYのHIPHOPレジェンド、グールーとプリモのユニットギャンクスターの最新作からのシングル。かなり前に出ているが、今のHIPHOPサウンドとは一線を記する、いわゆる元祖NYサウンド的な世界が展開されるのだが、グールーの作る音はとにかく地味かつグッと来るループで、いまさらサンプリング?とかそう言った事では無く、誰もまだ到達していないと言っても過言では無い。グールーの渋いラップやリリックのストイックさ等多様化や芸能化の進むHIPHOP業界にして、このスタンスでヴァ−ジンレコードでやってのける説得力はさすが!。アルバムも平行して聴くべし!ネプチューンも勧めるがこのギャングスターの作品もある種HIPHOPの真髄とも言えるスバラシイ一枚だ。

PUMP IT UP/JOE BUDDEN

 詳しくは知らないが、ある意味「そろそろサンプリングとかも、もう一回やっても良いかもね」と言う雰囲気がプンプンと漂う意欲作。若干22才のJOE BUDDENが売れっ子ジャストブレイズをトラックメーカーに迎え、アメリカンチャートに殴り込みを掛けた一枚、MTVでも当初ずっと上位を締めてて、ネタ感のあるHIPHOPが今っぽいスタンスで久々に登場した事を印象付けた。ネタもクエストと同じネタで(最近メアリーJブライジもクエストのHOT SEXと同じトラックでやってた)、ジャストブレイズさすがやなぁ〜と思わせるトラックは、JOE BUDDENのアルバムの方でも全開である。とにかく最近のHIPHOPが過去のHIPHOPの子孫である事を証明する、最新技術で出来上がっているサンプリングHIPHOPである。

SHOOMP/DE LA SOUL

まずこのシングルを語るには、このシングルのリリース形態を話す所から紹介したい。今年初め辺りからまことしやかに囁かれていた「トミーボーイレコード倒産」の噂が、いよいよ現実のものとなり、完全に消滅してしまわないにせよ、どこかの大手メーカーがトミーボーイを買取ってしまい、今後は全く違う形態でリリースして行くと言う事が決定した…らしい。以前ラウドと言う老舗のHIPHOPレーベルが無くなってしまい、所属してたウータンクランやアルカホリクス、ビートナッツ等は次のレーベルを探すべく倒産前に動いていたそうだが、売れ行きに問題があったのかビートナッツ等は結局ランドスピードと言う極小レ−ベルからのリリースを選ばざるをえなかった…、今回のデラのリリースもそう言った類いのリリース形態なのだが、ファットビーツレコードのディストリビュートで自主盤だと聞いた…。ところで音の方はどうなのか?、これが非常に良い! ショーンポールをフューチャーしたこの曲はトラックをJAY DEEが担当し、全然今メジャーでやっても問題ないと思われるが、これが自主盤と聞くのだからアメリカのレベルはどうなっているのだろうか?、むしろ彼ら自身でその道を選んだのだろう、多分それもデラのメッセージだと僕の場合は受け止めている。とにかく絶対に買い!

HEAER COMES THE FUZZ/MARK RONSON

えてして最近こう言ったNYのDJがクローズアップされる機会が無い気がする…、とにかくこのマークロンソンはそのNY DJの1人で、Qティップ等も彼のプレイに影響を受けている、と言う程人気のDJなのだそうだが、ある意味一番最初に紹介したネプチューンズが楽器を操ると言う限り無い可能性の中でHIPHOPを表現しているとすると、このマークロンソンはその逆で限りある資源でHIPHOPを表現する昔気質、とでも言うのか…いわゆる「塩化ヴァイナルを掘ってサンプリングしてチョップして再構築する」と言う、NYの伝統的な手法で練り上げて行くタイプなのだろう。しかし面子はJAY-Zの舎弟フリーウェイやゴーストフェイスキラー、ネイトドッグ、MOP等々…結構ナウい連中を起用すると共に、ネプチューンズと同様に少しロックの匂いも仄かに香る面白い仕上がりになっている。自分が枯渇燃料(掘って繋ぐ)使用タイプの音が好きなので、こういう物に引っ掛かりがちなのかも知れないが、最近またNYを始めこう言ったHIPHOPの伝統芸が見直されつつある事が少し嬉しい。


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