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1&2:「ふしぎなおたまじゃくし」ルイスのおたんじょうびスコットランドのおじさんから届いたプレゼント。びんにはいったおたまじゃくし!!です。どうみても、おたまじゃくとは思えない…けれどもルイスはそんなことおかまいなしです。ひと目みたときから、もう夢中。アルフォンスと名づけて大切に育てます。しかし、アルフォンスは、びんの中から台所のながし、お風呂の中、そしてもうどうみてもアパートにいるのは無理なほど大きくなってしまいます。お父さんとお母さんはいいます。「おまえのおたまじゃくしは どうぶつえんに きふするよりないだろうね」この後のアルフォンスを守るためのルイスの奮闘ぶり……とシンプルではあるが魅力的な設定だ。スティーブン・ケロッグ作/絵 定価\1680(錨といるか社)

 今回紹介するのはなんと絵本だ。俺も中々ファンタスティックかつメルヘンチックな「不思議のオッさん」だと自分でも思うが、今回紹介する「ふしぎなおたまじゃくし(写真1)」は中々どうしてホビー心をくすぐる秀作だ。
 この本に出会ったのはかれこれ25年程前になると思うが、学校の図書室か図書館等で目にして、子供の頃に「この怪獣いい!」と思ったのがファーストインパクトで、この本の中で出て来るネッシーとおぼしき怪獣が、最初は小ビンで主人公の少年宅に送られて来る設定など、身震いする程の斬新さを感じた事を覚えている。
 その後ことあるごとに購入しようと本屋で探すが見当たらず、高校生になってデザイン科に進んでからも、この絵のタッチを思い出し課題等でこの本の世界観に似た絵を描いたりした物だが、そんな高校時代に「オリジナル絵本を作る」と言う課題が出て、やはりこれに影響された作品を作って提出し県だか市の絵本コンテストで入賞した事もあった(かるく自慢だ…)。で、この何十年か事あるごとに思い出していた本だが、ネット等が普及して来た昨今、こないだもふと思い出しウェブで探した所あっさり発見! 即購入したと言う作品だ。
 まぁとにかくHIPHOP道に入る前に多大な影響を受けた作品である事には変り無いのだが、この本はストーリー&絵をスティーブン・ケロッグと言う人が描いてて、この人が描く「ネッシー」であろう作品中の怪獣のデザイン&色合いがなんともバタ臭く(写真2)、アメ横の輸入菓子屋の店頭等で並べられているチョコレートの包装紙の様な色合いと言うのが、子供心に「なんか外国の人の考える怪獣は、日本のとまた違っていいなぁ〜」と思った物だ。
(写真3)
 当時はウルトラマン等にしても着ぐるみ中心だったが、洋物のクリーチャーは大抵クレイアニメで、めずらしさとバタ臭さが「異国」を感じてたまらなく好きだったのだ…この本に出て来る怪獣もそう言う匂いを放っていたと言うか、全体のバランスが日本に無い感じでたまらなく良いのである。そう言った「バタ臭さ」を子供の頃に感じた作品でもう一種類あるのだが、これは絵本では無いが「エルマーのぼうけん」シリーズで全3巻出ている子供向けの小説で(写真3〜5)、今読むとアホに物言う様な文章で最後まで読めないが、当時は異国の空気感がページの端々や挿絵からにじみ出ていてわくわくした物だ。お子さんがおられる方はこれらの作品をお勧めしますよ。
 あとメルヘンの極み、異国情緒満載で「外人の精神構造」を感じるもので言えば「星の王子様(写真6)」等も良い、作者のサン・テグジュペリは作中にも出て来る様に、実際自分が操縦する飛行機に乗って行方不明になったのが最期と言われているが、そう言う逸話も不思議さん心をくすぐるファンタジック度の高い作品と言える。
(写真4) (写真5) (写真6)
3:「エルマーのぼうけん」動物島に捕えられているりゅうの子を助けるため、エルマーは冒険の旅にでかけます……。広がる空想、ユーモア、リアリティー。幼年童話の最高峰の一つとして読みつがれています。
4:「エルマーとりゅう」「エルマーのぼうけん」の続編。ぶじ動物島を脱出したエルマーとりゅうが、「知りたがり病」という病気をめぐって大活躍。一度読みはじめたらやめられない抜群のおもしろさです。
5:「エルマーと16ぴきのりゅう」エルマーのお話の完結編。やっと家に帰りついたりゅうを捕えようと、人間どもがやってきます! エルマーは、りゅうの家族を救おうと、りゅうの家にやってきます。心躍る結末です。本編は今読むと「アホに物言う」スタイルの文章で笑えるが、基本的には良い話。ルース・スタイルス・ガネット作/ルース・クリスマン・ガネット絵 各 定価1155円(岩波書店)
6:「星の王子様」王子さまは、大きなバオバブの木と火山が三つある小さな星に住んでいました。王子さまは、日のしずむのが大好き。なぜ、日のしずむのが好きかというと、悲しい時には夕焼けが見たくなるものだから……う〜〜ン、ふっしぎやなぁ〜(笑)。サン・テグジュペリ作/絵 \1000(岩波書店)