KING3LDK氏とラテンラスカズ氏による対談形式コラム。ヒップホップカルチャーを掘り下げてます。


第六回「業界エピソード編

KING3LDK:
(以下3)
「プハァー!!、久々に再開します『ディープトウキョウ伝説』、まずは御挨拶までに…、KING3LDKです。まぁ最近は引っ越し等の一大行事がめじろ押しで更新等が完全に遅れています、この場を借りて通販のお客さんにも謝っておこう、スンマソン!!。で、今回は『業界エピソード』と言う事でって、忘れてる人は前回を見直す様に。とは言え『業界エピソード』とはまたでっかく出た感じやね…、まずはどの辺りから書くかな、カズくん。」
ラテンラスカズ:
(以下ラ)
「その前に、なんでこの連載が久々かというと、引っ越しもあったけど、祝婚約ということで、俺からこの場を借りて前回の話でもでた、3kが欲しがってた、阿川安子の12”MISS A(YANN TOMITAプロデュースでB.SCAGGSのLOWDOWNをなんとACID HOUSE風にREMIXした、とってもレアな1枚)をさしあげちゃう。」
3: 「えっ!?マジっ?!、本気で嬉しい!(月並みなリアクションですが)、ちょっと今鳥肌が立った。いやー、あの12inchが手に入るとなると、ファンキーエイリアン(12〜3年前に活躍していたモデルの女の子3人組ラップグループ)のプロモ12inchをゲットして以来の感激!、う〜ん最高。で話しを戻すと『業界…』と言う事で …。」
ラ: 「『業界エピソード』っていわれても、何業界やねんつう話だけど…あっエピソードっていったら、面白い話があって、3、4年前にカザール(CAZAL。ジャーマンメイドの高級眼鏡ブラント。MC ハマー、スティーヴィーワンダー、マイクタイソン、屋敷豪太、はたまた、土井たか子といった、各界のセレブが御愛用最近、APEやDUBLE DOWNでもコピーされた。特にKANGOL HAT時代のB-BOYが掛けてるセルフレームのデカイ、シェイドがそれ。因にLATIN RASKAZのMIX TAPEのジャケでも使用。)をみんなで血眼で探してた頃、兎に角片っ端からいろんな眼鏡屋を探してて、俺等が探してたのはセルフレームのオールドスクールタイプ(因みにTYPE◯06orTYPE◯2×の勿論GOTA MODEL) でもう10年以上前に製産終了だから、ダメ元なん だけど、探していると決まってある名前がでてくる、『あっ、CAZALだったら、早川さんがまとめて、買っていくのよ』えっ!お前もそう言われた?そんな話を前に働いてた渋谷のBREAK BEATSのレジ前にて息も荒気に4、5人でしてた、その瞬間、階段からまさにこの物好きなB-BOYSが必死こいて探してる、カザールをでIN FULL EFFECTに飾った男が上がってきたもんだ!!辛抱たまらず、俺がいち早く接客を装い近かづき、『いいカザールですね。ぼくも探してるんですよ。』なんつって話したら、カザールの奥が笑ってて(笑)『あっ、これ?そう。TYPE◯2×のリミテッドとかいってたっけかなぁ?これは、わりと良くあるタイプで、まあ3、4年探したけどね、あははは…』みたいな事をやってたら、下北バンバータが堪え切れずに、近付いて来て『あのー失礼ですけど。早川さんですか? 』って聴くと、その男『それはノーコメント』だと。これ、嘘のような、ほんとの話。 最近下北バンバータはインターネットオークションに出品したら早川さんからメールが 来たらしい。」
3: 「何ともミステリアスな話し…、その早川さん!これ見てたらBBSにでも書き込んで!(笑)、でも凄いと思うニホンは、って他の国知らんけど…、今の時代にカザールのマニアが居るからね、しかも半端無いから面白い。そー言えば海外の雑誌にカズくん のテープ紹介されてたね、やっぱあのテープはジャッケト&内容ともにインパクト強大な んやろね、通の人ならドッキリしたと思うけど、あれは『ハードコアハワイアン』と言うタイクーントッシュの幻の名盤からジャッケトをパロディしたもの。であれから約1年?最近はカズくんどう言った活動を中心にヒップホップライフをエンジョイしてんの?、次の作品やテープの構想とか…。」
ラ: 「実は今、あるおもしろいプロジェクトが進行中で、本格的に動き出したら公表するけど、あとはこの前そんなプロジェクトを進める矢先、ロボ宙くんからヒューマンビートボックスをやってるという、AFRAというNYから親戚に逢いに里帰りしてるという、いたって純朴な、いわゆるHIPHOPな感じとはほど遠い奴(←AFRAごめん。)をDMRで紹介されて、折角だから自己紹介がてらマイクでも繋いでもらえれば、と言う 事になり、だいじょぶか?と思いながらも、急きょIN STORE LIVEと言う事になったんだけど、リュックも背負ったままでおっぱじめた、ヒューマンビートボックスがこれがまたバカウマ!! おそらく、人気者になるのも時間の問題。『いやー永い事HIP HOP "E.D"だったとこに、バイアグラがやって来やがったって感じ』なんて話してたら、『バイアフラって名前かえようかな』だと。本当に久々にHIPHOPな瞬間だった。それと、久々にボンデッジパンツでも履こうかと思ってたんだけど、そのままだとタイニーパンクスまんまだし、+俺ってとこを思考中。だってラジカセで COOL "J"ならしても面白くないでしょ。今。それだったら、アディダスなB-BOYのBOXからワーグナーが爆音な方が、なんだありゃって思わない?(笑い)俺がやりたいのは、そう言う事。」
3: 「わっはっはっは!、カズくん良い!やっぱこのコーナーの感じ、これこれ…。そー言えばこの間会った時に言ってたねぇ『ボンテージ』の話し、実は当時ウチのリーダー(ロボ宙)もセディショナリーズのボンッテッジ持ってて、俺もはかせてもらったんですけど、2人共元ラグビー部&水泳部のガッチリ体型、勿論ピッチピッチで鏡見て『…小さいかなぁ…』と絶句した覚えが…。結局それ以来あの『トウキョウB-BOY』のファッションは諦めたなぁ、で古着着てた、もー渾沌としてた時代。それ考えるとこの御時世アフラとかの存在自体物凄い、あいつは本物!、僕もちょっとヒューマンビートボックスやるんやけど、ぶっちゃけた話しやり初め当初は『やってる奴日本であんまり居て無いからこれ位出来たら上等』位で考えてたけど、アフラはかなりショッキングな位感動した、久々にヒップホップの瞬間に鳥肌が立ったのを覚えてる、いや〜待ってましたっ!って感じ、職人っぽい。まぁなんやかんや色々試行錯誤してるのが多いけどひょっとして、ああ言うヒップホップの『基礎』みたいなのが無いから、日本のヤツしんどくなってるんかなぁ…、なんかこうすぐ突飛な物や派手な物に走って一見地味に見えても奥深いモノが見えて無いと言うか…、だから結局僕がやってる様な事もカズくんがやってる事も『異端児』扱いされる、まぁおかしいっちゃあおかしいけど、ヒップホップの歴史的には全く普通の事をやってるまでで、それが『トウキョウ』っぽいかどうかと言うだけで…う〜ん結婚すると真面目でダメやなぁ、でもそう言うなんか『本気過ぎ』位突っ込んでる物がこれからは見たいなァ。」
ラ: 「やっぱりさ、聴き手側ならともかく、作り手はストイックなまでに自分のスタイルを表現してないと。ヒューマンビートにしてもブレイクダンスにしても今となっては洗練されてるけど、HIPHOPが認知される前なんて、かなり無気味にみえてたわけじゃん。(まあ、その無気味なぐらいが良かったんだけど…)言ってみれば俺が思うB-BOY(もう、あんまり使いたくないけど)っていうのは、まさに『異端児』そのもの。そんでもってポップ。例えばムロ君の写真を撮られる時のあの口をとげた独特の表情。まわりを気にせずにあそこまでストイックにやる姿はある意味アーティストを感じます。」
3: 「そうやね、あとやっぱりあの人はなんと言ってもDJプレイが素晴しい、例えばステッツァソニックの『talki'n all that jazz』から同じBPMでラテン〜カリプソに流してロックする所は最高。その系統で言えばクボタ君も面白い、最新のヒップホップはかけないにしろ、ギャングスターの『manifest』からこちらも同じく南米フレイバーの音に行き、フランキーカトラスの『YOU&YOU&YOUマンボミックス96』までとかなり幅広い選曲を無理無く出来る所が良い、毎月ミックスで一緒にやってるけどほんっとに毎回『これ何?』とブースに聞きに行ってる…。まぁ後は月並みではあるけどグランドマスターフラッシュには驚いた、実はあんまり期待して無くて、『また古めのルーティーンではいどうですか?見たいな感じやろ…』と思ってたら全然違ってて、ホントそんな浅はかな僕をお許し下さい!みたいな( 笑) 、あとでグランドマスターフラッシュの最近のラジオ番組の同録テープ聴いたらこれまたビックリ、やっぱこれ聴いてたら耳肥えるは…みたいな。」
ラ: 「オールドスクール期からやってる人は、それだけライブラリーがあるわけだからねぇ、オールドスクールをオールドスクールにかけるだけじゃ、つまんないよね。その人その人のフレイバーでどんどん外れたのがみたい。真面目にふざけたやつが。」
3: 「そうそう、真面目にふざけたやつね、ちゃらけて誤魔化すんでは無く、元はきっちりしてて隠し味にかなりどぎついジョーク入れるみたいな、まぁ脱線の場合はそのギミック先行のグループだった訳だけども、感覚的にはPファンクっぽく行きたかった、吉本Pファンク(笑)。う〜んなんやろジョークなんか無くてもいいんだろうけどホントは…、どうしても入れたくなる、どうであれ自然に入ってる。今久しぶりにリリック書いてて、今度ジョー君とあとひょっとしてロボ宙も入れてなんて考えてる『ビートバップトウキョウ(仮題)』って言う曲のプリプロ中なんやけど、ただダラっと渋谷界隈や世話になってる店を登場させたラップをしようと言う事で、あのラメルGのやつとほぼ同じコンセプトで …、そんで僕もマイク握ってと言う事で、結構マジで書いてみようかなぁなんて思って書いてるんやけど、なんかおかしい、なんかどことなく滑稽な感じがして…だから僕ら世代は仕方ないんかなぁ、まぁみんなそれで行く必要は無いけど、実際普通にやってカッコイイ人もいるし。」
ラ: 「おお!それは楽しみ。この連載で喋ってるようなもどかしいような事をラップしてよ。」
3: 「まかせとけ!と言う訳で、結局クラブ大人の『ダベリ』になっているこのディープトウキョウ伝説なんですが、この調子でこれからも行こうと思ってます!、次回は『業界クン物語』と題しドープな話題をお送りして行きます、そして更にラスカズの言う『ある面白いプロジェクト…』とは!。謎が謎を呼ぶ『ディープトウキョウ伝説』こう御期待!!!」