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KING3LDK:
(以下3)
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「またまた更新!このオタク&懐古連載『ディープトウキョウ 伝説』、今回は『ビート探索紀行』と言う事で…、多分色々あると思うんですが、例えばヒップホップ聴きはじめの頃なんて、当時(11〜2年前)はどこに行ってもアナログしか無いのに、何故かヒップホップだけ無かった、今で言う『ワールドミュー ジック』とか位の品揃えで、その中から前も書いたけど『ラストオージー』なんかで 紹介されてた物を探してた、まぁ僕ら地方出身者は特にきつかったなぁ…探すの。」 |
ラテンラスカズ:
(以下ラ) |
「家の田舎(山形県)なんて輸入盤屋自体ないから、レコード買うのも、とりあえず仙 台まで出ないとなんにも買えなくて、なけなしの おこずかいためて、気合い入れてタワー行って、古着の501買って、(今はなんてことない、御存知リーバイスの501。当時はジーパンがケミカルか501かで、確実にモテが違った…と思う。とりあえず、501って雰囲気だった。)あとは吉牛喰って帰って来るっていう、ちょっとした旅だね。(なんと、吉牛は当時、山形県には無かった。)それと年に2回ぐらいニチイ(笑&泣)でやる中古レコードフェアみ たいな祭事。なんだか、吉幾三の唄みたいだな。3Kの田舎はレコードとか買いやすかった?」 |
| 3: |
「僕ん所は微妙な感じで輸入盤屋はあったけど、タワーの偽モンみたいので 『Mrジャケット』(笑)、ここはなにかと行ってたなぁ…、結構最近まで行ってた 気がする、とは言えもう5〜6年前。であとは近所のレンタルレコード屋がレンタルCD 屋に変わった時に、ずっと棚の下に『セール品』とかって書いてアナログ売ってた、こう言う 所に意外なモノが…的感覚は当時無かったものの、『プラネットロック(注1)』やその他ヒップホップのレコードが二足三文で売ってた、ディープパープルの『スモークオン ザウォーター』もそこで買った(笑)、『ブギーダウンのネタっ』とか言って。でも基 本的にはヒップホップのレコードは無かったよ、神戸も。ただ神戸の『高架下』と言 われる洋服屋街があるんですけど、そこにあった『ナイロン』と言う服屋の人がヒップホップ詳しくて、よく教えてもらって買いに行ってた、そう言う人いたでしょ?」 |
| ラ: |
「いたいた、うちの田舎には、『ナイロン』みたいな、お洒落な店は無かった んだけど、ふつーのジーンズメイトみたいな店なんだけど、そこの店でかかってる曲っていうのが、かっこよくて、87年ぐらいでまだ、手あかが付く前っていうか、 B-BOY的にリバイバルした、ガットトゥビーリアルとかレアグルーブ(注2)なんかが、がんがんにかかってて、なんか他店のどの店より垢抜けてるわけ、んで、そんな事を友達とどきどきしながら話してて、(まあ、田舎の高校生がレアグルーブとかみんながレコー ドからCDに買い替える時期にターンテーブルをしかも2台買うっていう行為はかなり ステイタスみたいなもんがあって、他のみんなはレベッカ、だのボウイだのって時代 だったから、わかるかなぁーわっかんねーだろうなぁーって感じだった。)帰り際に マーク ウィガン(←ロンドンのB-BOYな、なりのアーティスト。UKのキースへリング?)のTーシャツに当時のB-BOYの間で流行ってたフィッシングベストって出で立ちの田舎にはまず居ないタイプの、もろDEP'Tな男とスレ違った。 それで、俺はピンと来たんだ。(←HISTORY OF HIPHOPの主役に一人成り切り中) それはやっぱり、その男のシワザだったらしく、まあ、その事が判明するまで、それっぽい洋服を着ては買いもしないのに、その店をのぞいてた。俺はわかってますみたいに。しばらくすると俺はそこでバイトしてて。その男(店長)はそんな街にクラブをだしてた。 田舎なんか特にいわゆるB-BOY的は人は少なかったから、そういう人とかそういう匂いを感じた瞬間って今以上になんかどきどきした。」 |
| 3: |
「確かに確かに、大体同じ感じ、その『ナイロン』と言う店もクラブやってた、 その名もズバリ『クラブ ナイロン』この『クラブ〜』と付く所が80’っぽいんで すけど。あとフィッシングベスト流行ったなぁ、確かっぽいんで すけど。あとフィッシングベスト流行ったなぁ、確かECDとかが着てたりしたんかなぁ…。まぁそれは良しとして、大体地方はそんな感じじゃ無い?服屋がクラブやってるかはさておき、そう言う『オシャレ先輩』みたいな人に教わるっつーのは、古今東西多分一緒、そんでもって僕もそのお店で働いてた人にレアグルーブとか教えてもらって買いに行った、神戸は中古盤が結構いいの安かった、とは言えほとんど買えな かった、着いて行くだけ金無いから(笑)、そんでジャッケトだけ覚えといて月末にちょこっと買う…、でも今考えられ無いけど、レアグルーブがブームだった頃はビッ クリするような値段でレコード売ってなかった?」 |
| ラ: |
「すんげぇ高かった、インクレディブルボンゴバンド(注3)なんか¥20,000ちかくしてた。 そんなの、買ったところで擦れっか!みたいな。それまで安かった物もあのブームで軒並みインクレディブルプライスに跳ね上がった。それが今や再発で、\1,380。でもあのレアグルーブのいなたい感じはあまり、はまれなかった、なんだかブランドっぽくて、正直はじめてアルティメイトブレイクス 買った時も『?』って思ったもん。まあ根がJBよりもクラフトワークだから。だから、どっちかというと、さっき3kがいってたレンタルレコードの80’の残骸を狂ったように漁ってた。未だにこれは続いてて、周りからみたら、ほとんど病気(←80’風に)な世界。ほんとに流行と関係無しに自分の感覚で探してると本当にタダ同然で買えるから、止められない。ビートにも旬ってのがあるから、今は高くなってるけど、何年か前の底値の時に押さえたみたいなやつってあるよね。」 |
| 3: |
「そうやね、ただ最近は復刻につぐ復刻で、その値段もあって無いような物じゃ無い?、でもよくレアグルーブマニアの人が『復刻は良く無い!オリジナルが良い』みたいな事を言うけど、僕は別に反対じゃないね、当時のブームでそれこそインディゴ ブルボンゴバンドが\20,000の時代に、生つば飲んで欲しいと思ってた口なんで、リイシュー自体はどちらかと言うと好き、安く買えるしね、ただ『売れそう』ってんで、アナログから直接DATにとってまたアナログにプレスした様な粗悪なモノはゴメンこうむるけど、それなら多少高価でもオリジナルの風合いをとってオリジナルで買うかなぁ…、実際スカルスナップス(6〜7年前に大ブームとなったブレイク、因にブギーバックもこれ)なんかオリジナルを\6,000で買った翌年復刻されて、『マジ?』と思ったけど、最初の復刻の音がなんとも言いがたい音だったのでホッとした。それ考えるとやっぱ\100クレイツから必死でブレイク探すのが面白いとも言えるかも、とは言えカズくんも今まで結構高いレコード買ってるでしょ?、レコード自慢してよ、あの『MISS A(注4)』とか…。」 |
| ラ: |
「俺も基本的に音が一緒なら、安価な再発でぜんぜんOK、でも再発されてない、どうしても欲しい思い入れの物には多少だしちゃうね、『MISS A』なんかもそうだけどでも、フンパツして買った後に\100とかででてきたりすんだよね、悔しいからそれも買っちゃうんだけど、でも、あのての邦楽ものは再発もほとんどされないから。それと、中古レコード屋のウォントシステムは簡単に利用しないほうがいいね。足元みられるから。玉数が多い物だったらともかく、探しているレコードは人に言っちゃだめ。関係無いんだけど、前に話したようにビートに季語を入れる為に5/5にDJだったから、季節ものの『鯉のぼり』か『背くらべ』(柱の傷はおととしの5月5日の〜)辺りの定番物でイタズラしようかと、張り切って2ヶ月ぐらい前から探してたんだけど、これが、なかなか、有りそうで意外と無い。渋谷近辺の邦楽を扱ってる店は勿論。インターネットでは有るには有るけど、オークションで\2,000スタート(さすがにこの値段は…)探しに探して近所の古本屋の軒先で埃まみれのゴールデン.コロちゃんシリーズに例の曲が!!(しかも2枚組。\100)念のため、中身をチェックすると、残念無念の中身違い。(嗚呼、その辺のガキでもひっぱたいて、歌ってもらおうか…)30目前にして俺は何をこんなに…と思いつつ、とうとう前日の5/4。半ば諦めつつ、いつものように休憩中のレコード屋巡りへ。外人がやってる店でサンプリング用ガジェットでも買おうかと。のぞいてみると。有りましたあ。有りましたあ。まさか、外人から、あんなレコード買うとは、しかも結局\2,000也。家に帰り速攻サンプラーにぶっ込む。どうやら、俺の頭の中には悪趣味な蠅でも迷いこんじゃったらしい。くやしいから、次の日バキバキに切り張りした、『ハードコア背くらべ』は5回ぐらいかけてやった。5月5日だったし。さっきとは逆に3kもこんなくだらないものにこんなに出しちゃったみたいなの有る?」 |
| 3: |
「そりゃそんじょそこらのくだらなさじゃ無い、脱線なんで一応…、今ちょっと見てみるけど、でもこう言うのはリーダー(ロボ宙)がめっぽう強いんで、満足してもらえるかなぁ…、まずは『夕日ヶ丘の総理大臣』これは『1999FEET〜』を作った時に多用したバカレコで、あとは阪神時代の田淵が出してた、ホームラン何本か記念のダベリレコード 、こいつはかなりノックアウトされる、元野球選手のおっさんと田淵がアホ丸出しで野球自慢を延々小一時間やってて、合間に実況が入ると言うメジャーモンド盤、スポーツ物では ガッツ石松のこれまたアホ丸出し&音痴丸出しのレア盤、タイトルも『男の歌』、酔った勢いでほざいたとしか言えない武勇伝と訳の分らん演歌のオンパレード、とにかく訛りの効いた喋りがそそる『オラは田舎のギャングスタ』もの。あと児童教育ヴァイナル物で多用したのは、『むらさきのはな』と言うなんとも辛気くさいタイトルの教材物、中村メイコ風の耳ざわり&アホに物言う様な喋りかたがググっとくるフィメールトークシット、ストーリーも超陳腐で、使い所満載。とにかくこの手のカスレコは喋りが命、上記した様にスポーツ物や学童教材シットが良い味を出す、まぁアホに物言う感じの物&アホが物言ってる感じのものがグッと来る。因にいくらしたか忘れたなぁ、多分安かったと思うけど…、でもアニメの夏限定音頭物は異常に高い値が付いてた、大して使えもしないのに『Qちゃん音頭』を\2,000で買った覚えがある…、家に帰って来て針落として『Qちゃん音頭だよ〜』とか始まった瞬間『あ…しまった』と思ったがどうにも出来ない、一応最後まで聴いて、何故か壁に貼ってた(笑泣)。」 |
| ラ: |
「さすが、脱線!!そんな話してたら、異常にレコード屋に行きたくなってきた。でも、その手のレコード屋に行くと本気でヤバい客に出くわしたりするからなぁ。 この曲ありますか?って店内に響くぐらいの声で歌い出すやつとか、レコードに向かって話しかけるやつもいたし。レコードも有る古本屋に行った時は、いかにもなおっさ んが地べたに座り込んで、積み重ねたエロ本を声を出しながら、真剣にまよってた。 そんなのに出くわすとおれも気をつけなきゃと思う。あとよくいるのが、人がみてる目の前の棚をものすごい勢いでみてくる、クソB-BOY。うっとうしいし、おそらくやつらが探してるものとはだぶらないから、譲った後にゆっくりみるけど、あれはレコードは痛むのはもちろん。かっこわるいからやめよう。なんなんだ、あの猛烈な息の荒さは、気持ちは判るがブザマだぞ。もう一回言う。 おい、若いの。スマートにディグれ!! それと、話し戻るけど、今では普通に使われてる、『レア』っていう言葉って 前に話したレアグルーブだったり、DJの間から定着したような気がしない? 昔の雑誌なんか見てるとあんまり使わない言葉だからか、『レア』が『レマ』になってたりしてた。」 |
| 3: |
「こればっかりは『そう』としか言い様が無い、今やその『レア』っつー言葉も使わ無くなって来てる、最近は言葉の使い捨て時代。考えてみればカズくんの言ってる、レコ屋で見る若手B-BOYみたいな子も昔じゃ考えられない程増えてる、時代の流れは速いなぁ …と最近思うんですけど、やっぱあれ!知り合った頃『16才です!』と言ってた女の子が 、久々に会ったらちょっと色っぽくなってて、『なんか大人っぽなったなぁ』なんて言うと 『だってもうハタチだもん』とか言われたりして…、俺らの4〜5年と若者、得に女の子の 4〜5年は全然違う、ってこんな事言ってるんじゃないか…。まぁあと最近のB-BOYはユーモアのセンスが無い、ちょっとそう言った感じの事してる子達も、『やり過ぎ』だったり、『ちょっと違う』かったり、それはそれでみんな楽しんでるで良いんやけどね。脱線は結構そこにこだわってたんで、ふざけてて嫌と言う人もいたけど、一応ヒップホップやってた人からもプロップス受けてたし、それでいてかの吉本興業に所属していたグループと言う事もあって、特殊っちゃー特殊なスタンスでヒップホップ業界に接していたんで、こと『ユーモア』についてはうるさいかもなぁ。でも昔は結構面白い人多かったよねぇ?」 |
| ラ: |
「うん。でもそれは逆に(ユーモア人が少ない事を)チャンスって考えるようにしてる。でもナードコアなんかユーモアの嵐だしエディットにも新しい波が有る。ヒップホップにあまり興味が無くなってしばらく経つけど、仕事柄、職場で嫌でも耳にする、ミッシーエリオットの日本語入りのやつとか、サクラサクラのメロ入りのラップとかああいうユーモア?みたいなものってオールドスクールルールなおふざけみたいなもんじゃん、昔はああいうの結構好きだったんだけど…マリオブラザーズとかナイトライダーネタのやつとかはOKなんだけど。そうだ、ユーモアは大事だな。ユーモアを忘れたダンスミュージックはつまんない。真面目にふざけないと。」 |
| 3: |
「そう、単に『ユーモア=笑い』とするのは、事このダンスミュージック界ではある意味危険だと思うんやけど、例えば家でお笑い番組見てニヤッとするでしょ?、みんな、その感覚だけでも忘れずにいれば良いかなと…、それ位のゆとりでダンスミュージック聴いてもらったらいいなぁ、特に僕のとかのは(笑)。さぁそろそろ今回も締めさせて頂きますが、最後は案の定本題からずれたと言う事で…、次回は『業界エピソード1編』!、どんどんパーソナルになって行く『ディープトウキョウ伝説』!、乞う御期待!!」 |
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