番外編 

香港テレビ事情

香港のテレビにはチャンネルが4つしかない。
もちろん、ケーブルとかCS放送を入れたら無数にあるのだろうが、タダで見れる番組
というのは、翡翠台明珠台本港台国際台の4つだけ。
うち1つはバイリンガル放送で英語のニュースなどをやり、1つは教育テレビで子供向け
番組を中心にやる、など特色があって、いわゆる民放みたいな番組は2局。その2局が
強烈なライバル意識で競い合っている、という話はどこかで読んだ。

私が面白かったのは、日本のアニメの広東語吹き替え板。大山のぶ代のあの声が刷り
込まれている日本人としては、広東語吹き替え版渋い大人の声のドラえもんは非常に
違和感がある。
セーラームーンのような女の子が主人公のアニメは、広東語の方がかわいらしさが引き
立つような気がする。

日本のテレビドラマも人気。私がいた時はちょうど「ラブジェネレーション」 をやっていて、
面白くもないのに毎週見てしまう自分がイヤだった。ドラマは吹き替えの場合と字幕の場合
の両方があり、「ラブジェネ」は字幕だったので、それが結構楽しみだった。

ついでに映画館では、香港ではレイティング(年齢制限)がしっかりしているので、大人の見る
映画には当然ボカシは入っていません。私、生まれて初めてスクリーンでボカシのない絡み
を見ることができました。別に嬉しくはないけど。やっぱり不自然だと思うんで、ボカシって。

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